設計事務所の業務内容などについて丁寧にわかりやすく解説するサイト『設計事務所の業務』

●●●設計事務所●●●

【設計事務所とは】

設計事務所には、意匠事務所・構造事務所・設備事務所・積算事務所・開発事務所など、
専門分野に特化していくつかの種類があります。
設計事務所の一般的な定義としては、「建築主の代理となって建築主の意向を施工者に伝え、
建築主の資金が建設費として適正に投入されているか監理し、建築主の要求した期間内に
工事を完了させ、なおかつ各法律に適合させる品質を確保する仕事」と言えます。

【種類】

設計事務所は正確には建築士事務所といい、1級建築士事務所、2級建築士事務所、
木造建築士事務所の3種類があります。
一定以上の面積の建物の設計や工事監理は、これらの登録された建築士事務所でなければ
出来ないよう法律で定められいます。
設計や工事監理を主たる業務としている事務所を専業事務所というのですが、工務店にも
建築士事務所登録をしているところが多く、これらの事務所を兼業事務所と呼びます。
また、意匠、構造、設備などの専門分野に分かれている場合もあり、全てを扱う事務所は
総合事務所とも呼ばれます。

【設計料】

建築主が設計監理業務を依頼した場合、建設費の10%〜15%が一般的な金額です。
建物が3,000万円の場合ですと300万円から450万円となり、決して少ない金額
ではありません。
また、設計業務だけ、申請業務だけなどの依頼をした場合は当然これより下がります。

【申請業務】

設計事務所は建築の設計や工事監理だけでなく、他役所への各種申請業務、耐震診断業務、
現況調査及び図面作成業務なども行います。