周辺環境

建物に住む人の希望や生活慣習だけでなく、建設予定地の状況、周辺環境などをチェックしたうえで設計に入ります。
建物はひとつだけ孤立しているわけではなく、街全体との調和、自然との調和も大切で、環境問題、街の美観や景観なども考慮した設計をする必要があるのです。
また、建物を建てようとしてもいろいろな法、規制で制限されていますので、それらをクリア出来る建築物を設計をする必要があります。
予算管理
限られた予算の中で、依頼者のああしたい、こうしたいという様々な要望を最大限に取り入れた設計図を作るのも設計事務所の仕事です。
全ての要望を聞き入れて設計できればそれこそ一番良いのですが、それでは予算をオーバーしてしまうこともあります。
予算の中で依頼者の満足できる設計図を作ることが設計事務所には求められます。
そしてその設計図を元に、依頼者の立場に立って建設会社から出された見積書をチェックするのも設計事務所の役割です。
工事監理
設計図通りに工事が行われているかを監理することが工事監理者の重要な役目なのですが、建設会社に属さない設計事務所だからこそ、品質管理など厳しくチェックできます。
設計図通りに、なおかつ安全に予定通り工事が進んでいるかを中立な立場でチェックするのも設計事務所の役目なのです。